bordeauxの幸せな日々④

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真夜中のレッスンの様子・・・
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凄く疲れているはずなのに、ジュリアンは私たちにずっとつきっきりでした。

奥さんのベアトリスがチェリストなだけに、私たちにバッハをレッスンしてくださいました。
奥様は今一年だけ子育ての為に少し演奏活動等を緩めているので、レッスンもこの時は久しぶりだったようで、スイッチが入ってしまったのかバッハのレッスンは非常に細かく、丁寧で情熱的なレッスンが長時間に渡って行われました。ジュリアンはそれを察したのかどこかへ消えてしまった・・・
それにしてもGAPで正直疲れ果てた私たちに更に追い打ちをかけるようにジュリアン宅にてジュリアン夫妻の最強のレッスンは、何故か疲労感よりも、全身で吸収しようという気持ちとある意味本当の幸せを感じていたのでした。

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ボルドーの幸せな日々③

さてさて2日目の夕食は、なんと生徒とジュリアンのご両親だけで頂きました。
なんと、ボルドーの講習会が無事終わり、(私たちはさらにただ滞在しているだけで)今夜はジュリアンはベアトリスの事を食事に誘いデートをしているそうです。レストランを予約してお着替えして。ジュリアンに「旦那、出かけるのかい?」と私が聞くと、(実際そんな聞き方していませんが)挙動不審にあまり詳しくは語らず、車に乗ってしまいました。笑

残された私たちはというと。
「いただきます」の後。
沈黙・・・・・・・


この雰囲気やばい。
と思い、皆一言づつ、話していくうちに自然とジュリアンの話に。
昔の、子供の頃の話をジュリアンママが教えてくれました。
今のジュリアンの息子さん、ナタンに顔も性格もソックリだったこと。
ジュリアンは最初はクラリネットで、その時にある先生に「この子は特別な何かがある!」と言われて続けさせたこと。
ジュリアンは今も昔もずっと真っ直ぐな性格。本当に見ていて痛々しいくらい真っ直ぐ。という事。
楽器に対しても本当に真っ直ぐで、真面目。勤勉。
1回目でCNSMに入学したのですが1次試験に通った後、かなりストイックだった事。
いろいろ話してくれましたが、全部が本当に微笑ましい事ばかり。
最終的にはかなり盛り上がって夕食を終える事が出来ました。

その夜ジュリアンとベアトリスが帰ってきたのは夜の0時過ぎ。
私がドライヤーを取りに、眼鏡姿+ミッキーのパジャマを着たまま屋敷の外を小走りしていると、ジュリアンが不審に思ったのか車のライトでこちらを照らし始めました。さすがにこの姿・・・、さらに全速力する私なのでした。


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練習の合間にボルドーの海に連れて行ってくれました。
透明でつめたくって・・・
どうやらサーフィンのコンクールが開催されている所のようです。

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ジュリアンの家族。
ナタンはフルートを始めたようです。

bordeauxの幸せな日々②

2日目の朝は、前夜のパーティーの残りのケーキとジュリアンの弟さん手作りのパン(釜戸で焼いた)、ジュリアンパパに入れて頂いたコーヒーで朝食を摂りました。朝食を食べ終わる事11時。この独特の田舎時間にもう既にどっぷりと浸かってしまっていたのでした。

後、各自練習。13時、昼食。すぐ食べすぎ。

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この遠近感が良く分からなくなるワインはジュリアンパパが大事にしているボルドー、メドックの年代物です。皆に振る舞っていました。なかなか味わえない貴重な機会でした!

私たちは、4日間しか滞在しませんでしたが、門ちゃんとスペイン人のアイラムが既にボルドーのスタージュに参加していたので2週間滞在していたようです。門ちゃんの話によると、ジュリアンママのお料理は、鶏肉は勿論、鴨や兔、羊などが日替わりで出てくるらしく、まるでパリのレストランのメニューを聞いているかのようでした。
私たちも、maglet de canardを一度頂いたのですが、舌が蕩ける味わいでした。本当に絶品!!康加は初めて食べたようで、「全然臭くないしステーキみたい」と感動していました。
お料理は大抵ジュリアンパパとママ、二人で協力してされているようでした。
ジュリアンも将来的にはコンサートの後に料理を振る舞えるような企画を親子でしたいと考えているようです。
素敵ですよね。

続く~

bordeauxの幸せな日々

パリに帰ってきました。というのも7月18日から30日まではGAPの講習会に参加し、30日から3日まではジュリアンの田舎の大豪邸にお世話になっていました。

今年の夏は私にとって本当に掛け替えのない思い出が出来ました。
楽しかった!の一言。

音楽をもっともっと体全体で吸収してもっと勉強したい。と心から思え、沢山の力の源を貰いました。

GAPの事は後ほどお伝えする事にしてまずはボルドーを振りかっていきたいと思います。
この4日間でジュリアンの事をさらにとても良く知る事が出来ました。

私達は(私と大西君)はボルドーのジュリアンの実家でコンサートをするため康加も一緒に3人で30日の朝4時半にGAPを発ちました。その頃勿論GAP講習生はフェットで大盛り上がり。皆にお礼を言ってお別れし、電車で爆睡。
ボルドーに到着したのは夜の18時半。奇跡的ジュリアンの事項通りのお迎えに感激する私達。

ジュリアンと久々の再会を果たし、いざジュリアンの実家へ。
養鶏場とは聞いていたものの、着いた途端目が点に・・・・


き・・・・規模が違う。

大きな敷地の中にプティ家の一族のいろいろな豪邸があり、その中の一つの家に私たちは泊まりました。
一つ一つが車で移動しないといけない程。

昔はジュリアンの、おばあさんの家だったそうです。
コンサート会場は、というと・・・・

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なんと、昔の養鶏場?!唖然としましたがこれもジュリアンならありえる!と思い、気持ちを切り替え短時間で合わせ、本番へ。
ステージはジュリアンの弟さんのお友達の手作り。
客層もジュリアンの人柄を思わせるような、とても良い感じの良い人たちばかり・・・
最後にはジュリアンもクレズマーの音楽を即興を混ぜて演奏いました。
やっぱり、この人は凄い。人をぐいぐい引き付ける。
とてもデッドで吹きずらいのに、音がまっすぐ通っていく。

私はなんと言えないこの雰囲気の会場がとても好きになりました。

コンサートの後は会場で皆でディナー。地鶏のグリル、メドックのワイン、採れたての野菜。田舎のお母さんたちが作ってきてくれて数々のケーキ。これ以上の幸せがあるのでしょうか?
ジュリアンはこうやって育ってきたんだな。と来た早々納得出来のでした。

ここでとれお肉を基に作られたパテや果物のジャム、メドックのワイン等が売られているお店も敷地内にありました。(プティ家の経営)本当にびっくり。

そういえばと、殆ど徹夜で本番をしたんだという事を思い出し、ジュリアンに言って私たちはこの日は早く床に就いたのでした。
この日の夜は初めてゆっくり寝る事が出来ました。GAPでの忙しかった日々も、全部全部忘れたかのように頭をからっぽにして。
何時まででも寝てて良いのよ。とジュリアンママに言われて本当に幸せでした。

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次の日の朝、ヌクヌクと起きだすと男たちはもう仕事始めていた様子。
朝からワインを飲んでいましたが・・・
右がジュリアンの弟さん、左がステージを作ってくれたお友達。奥に居るのがジュリアンパパ。

今日からバカンスだ!とおもいきや、毎日半日にわたるジュリアンのレッスンが繰り広げられました。
いやいや、ありがたいです。

続く~
プロフィール

塙美里

Author:塙美里
塙美里(サクソフォン)茨城県出身 

高度な技術を伴い、謙虚なひたむきさと情熱を持つ先進的なコンサートサクソフォニスト。2007年前田記念奨学生奨学金を授与され渡仏。2008年U.F.A.M国際音楽コンクール室内楽部門を審査員全員一致の第1位で優勝。(フランス)併せて審査員特別賞受賞。2011年レオポルド・ベラン国際音楽コンクール第1位受賞。2010年第8回パドパ国際音楽コンクールヴィルトゥオーゾ部門ディプロム取得。(イタリア)2011年第3回スタンジェル国際音楽コンクール第3位受賞。(スロベニア)その他、海外の様々なコンクールで入賞。フランス国立セルジー・ポントワーズ音楽院をサクソフォン科、室内楽科、共に最優秀の成績で卒業。カンブレ音楽院最高課程を審査員満場一致の称賛付きの首席で卒業。パリ13区モーリス・ラヴェル音楽院室内楽科で研鑽を積む。2010年にカンブレ音楽院教授ジュリアン・プティ氏の助手を務める。これまでにサクソフォンを原博巳、ジャン=イヴ・フルモー、ジュリアン・プティ、クリスチャン・ヴィルトゥ、ベアトリス・レイベル女史の各氏に師事。



その独特の煌びやかな音色と独創的な音楽性で国内外のリサイタルは満員の会場を湧かせている。所有するレパートリーは計り知れない。 ダニール・トリフォノフ氏(2011年チャイコフスキー国際コンクール優勝、グランプリ受賞)、フランス人作曲家A.ナルボーニ氏による日本初演作品を発表。現田茂夫氏指揮、日本センチュリー交響楽団とJ・イベールの協奏曲を大阪ザ・シンフォニーホールにて共演。ウィーンフィルの拠点の楽友協会にて現地のオーケストラとサンサーンスの序奏とロンド・カプリチオーソを共演。NHK-FMリサイタル・ノヴァ、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに出演。アメリカ、ヨーロッパ各地、アジア各国でソロ・リサイタルを開催。

現在、尚美ミュージックカレッジ専門学校コンセルヴァトアールディプロマ科講師。





2014年10月にオクタヴィアレコードより待望のデビュー・アルバム「エディット・ピアフを讃えて」をリリース。(世界初録音収録曲有り)発売日に予定枚数を完売し大きな話題を呼んだ。

塙美里公式ホームページ
http://misatosax.wix.com/misatosax-
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